世界唯一のサックス消音器!e-Saxって家で本当に使える?

「サックス 消音」とか「サックス ミュート」でググると、はじめに出てくるのがe-Sax。
せっかく楽器を買ったのに、外に練習しに行く暇がない、、
てかサックス思った以上に重たいし、ちょっとスタジオとか行くのめんど←
雨だし、寒いし、、なんて理由つけて練習サボりがちになってしまう私にもピッタリなアイテムがe-Sax!笑

ところで、e-Saxってどんなもの?
と調べてみると、公式HP、、イマイチよく分からない(笑)
レビューしてくれているサイトはチラホラあるけれど、まぁレビューだし^^;
で結局e-Saxってなに!?って思ったので、まとめてみることにしました♪

 

e-Saxとは

ベストブラスという会社が作っているサクソフォン用消音器です。
穴という穴から音が出ているサックスをすっぽり覆ってしまうことで消音する仕組み。
左右に開いている穴から手を入れるのですが、女性と子供はリストバンドをすると、より口が密閉されるので◎です!
そんな構造だと不便そうだけど、しっかり練習出来るよう様々な工夫がされているのでご紹介していきます!

 

e-Saxの5つの特徴

①音質は変わらない

ヘッドホンを接続すると、e-Saxの中で鳴っているサックスの音をそのまま聞くことが出来ます。
機械で作られた音やこもったような音ではなく、いつもの自分の音なので違和感なく練習出来るのは嬉しいですね♪
もちろんボリュームも調整できます。

②会話くらいの音量になる

e-Saxから漏れる音は、人の会話くらいのボリュームだそうです。
-25dB程度だからなんて数字で見せられても、知らんがなって感じだし(笑)
人の声の大きさもサックスの音量も人それぞれなので分かりづらいですよね^^;

でも、アルトサックスの音域は人の声と同じくらいと言われているので、意外と的確な表現なのかもしれません!
と言うのも、自分の普段のしゃべっている声の大きさとサックスの音量って比例しているんじゃないかな、と個人的には分析していて。
普段周りから声がでかいって言われない人は、マンションでe-Saxを使っても問題ないと思います(笑)

③オケを聞きながら演奏できる

プレイヤーやコンポなどを接続して、サックスの音と一緒にヘッドホンから聞くことが可能です。
レコーディングをしているような感覚になるので、かなりテンションが上がります!
ライブとはまた違う気分で楽しめますね♪

④録音機器を接続できる

ICレコーダーやPCと繋ぐと、簡単にe-Sax内で流れている音を録音することが出来ます。
PCの録音ソフトを使えば、エコーなどエフェクトもかけられるので、上手く編集すればそのまま動画サイトにUPも♪
e-Saxは「世界一小さいレコーディングスタジオ」でもあるかもしれませんね☆

⑤乾電池で動く

e-Saxは単四電池2本で動くので、コードレスです。
コンセントのあるところなど、場所を制限されないのは◎。
ヘッドホン、音源を流すプレイヤーやコンポ、録音機器などと接続するにはケーブルが必要になります。

私はこれが一番意外でした。
電池いるんだ、、消音器なのに電力使うんだ?と不思議な感じ^^;
でもいろんなケーブル繋げるんだから、そりゃそうですよね(笑)

 

e-Saxのデメリット

・価格が高い

公式HPで買うと、アルトサックス用が5万円、テナーサックス用が5.9万円です。(税抜で!)
amazonや楽天だと1万円くらいは安くなります。
ちなみに、楽器と違って一つ一つ個性が~とかないので(笑)
HPや楽器屋さんで購入するより、amazonや楽天など普段利用しているサイトでポイントを使ったり貯めたりした方が賢いです♪
急いで購入するものでもないので、高価なものだし、是非ポイントキャンペーンの時などを狙ってください(笑)

・重い

e-Saxは2,310g、アルトサックスは大体3㎏。
合わせて約5.3㎏。。
おぅふ( ノω- )

これを首にかけて吹くのはかなりキツイですね。。
でも、e-Saxを台の上に置いて、座って吹けるようにすれば重さは解決しそうです。

・音量

人の会話程度のボリュームと言えど、お隣さんの話し声が聞こえてしまうようなマンションだと確実に聞こえてしまいます。
アパートはアウトです(ノД`)
一軒家ならおそらく大丈夫なところが多いと思いますが、お母さんに「いつまで騒いでるの!早く寝なさーい!」なんて言われちゃうお家は要注意(笑)
マンションも一軒家も、遅くとも21時くらいまで、深夜の使用は控えた方が良さそうです。

・ちょっと腕が動かしにくい

e-Saxは、両手を突っ込んでる部分から音が漏れないように手首周りがきゅっと閉まって、ある程度固定されます。
サイドキーやテーブルキーを押すとき、私は腕ごと動かす癖がついているので違和感がありそうです^^;
手が大きい人や男性は意外と大丈夫なのかも?

 

品番・型番

amazonや楽天を見てると、いくつかver.が発売されているみたいで、どれを買ったらいいの!?っと迷ってしまったので、ご紹介しておきます♪

◆最新は「TypeⅡ ES3-AS」

2013年12月に発売されている、品番「TypeⅡ」型番「ES3-AS」が、最新のアルトサックス用e-Saxです。(2016年11月現在)
TypeⅡは2007年に一つ古い型番「ES2-AS」でも販売されているので注意です!

ちなみにテナー用もあって、こちらは品番はなく型番だけなので判断しやすいかもです。
アルト用と同じく、2013年12月に発売された「ES2-TS」が最新となります。

◆TypeⅡ「ES2-AS」と「ES3-AS」の違い

同じTypeⅡのES2とES3。
何が違うのかというと、3つ機能が増えたり減ったりしています。

電池の持ちが3倍
エコーを無段階でスライド調整!
メトロノーム機能がなくなった

やっぱり電池の持ちは大きいと思うんですよね!
充電式ではなく、乾電池ですから予備が必要だったりしますしね^^;
エネループだと便利なのかもです♪

◆TypeⅡ「ES2-AS」と「ES3-AS」の見分け方

ES2-ASからES3-ASが発売されるまで8年かかっているので、すぐには新しい型番のものは出なさそう。。
ならES3-ASが欲しいかなぁと検索したら、、たくさん出てきてどれか分からないΣ(゚Д゚|||)
でも3つの見分け方があるようなので、間違えずに購入できそうです!

①電子モジュール
黄土色でBEST BRASSのロゴがどどん!と真ん中にあるシンプルな電子モジュールが最新!
アルトもテナーも最新版は同じ電子モジュールだそうです。

②<メトロノーム機能
「ES2-AS」にはメトロノーム機能がついていますが、最新「ES3-AS」ではなくなっています。

④付属品
最新の「ES3-AS」は、ボーナスCDと接続コードがついて来きます♪

※ちなみに、初期モデルのES-ASのことは?と思った方、現在新品での購入は出来ないそうです^;

 

まとめ

お値段は4万円超えなので。かなり勇気のいるお買い物です(笑)
でも、防音室を置くよりはずっとお手軽なので、毎日気軽に練習するにはe-Saxが一番良い気がします♪

すっぽり楽器を覆っちゃうのでキーが見えない、、なんて聞きますが、実際サックスを構えるときに私はキーをそんなに見た記憶がないです(笑)
と言うか見えない気がする^^;

マンションや一戸建ての方は、e-Saxを置いて吹ける台さえ用意すれば、便利アイテムになると思います(*`д´)b
自分の家で使えるかどうか、一度楽器屋さんで使わせてもらうのが良いですね!